10月9日 森の秘書会議 in 箱根|手元のAIで試す

秘書実務能力開発機構 Pro Admin JAPAN 森の秘書会議 in 箱根 2026-10-09

株式会社パンハウス 岡本 弘野

操作は「『打ち込む文をコピー』→ いつものAIに貼って送信 → 『できた』を押す」の繰り返しです。Microsoft 365 Copilot・ChatGPT・Gemini・Claude・社内のAIのどれに貼ってもかまいません。題材はすべて架空です。社外秘は貼らないでください。
今日の流れ進み
準備 いつものAIを開く(2分)
演習① 出張の行程表(約9分)
演習② 面談相手の1枚メモ(約7分)
演習③ 時間があれば:後半のワークに持っていく1件(3分)

準備 いつものAIを開く(2分)

場面:いつもお使いのAIを開いてください。Copilot なら下の青いボタンから、ChatGPT・Gemini・Claude・社内のAIなら、いつもの入口からで構いません。演習ごとに新しいチャットで始めます。

Copilotを開く
AIを開いて、新しいチャットにする

やること:AIを開き、新しいチャットにします(Copilot は左上の「新しいチャット」)。

確かめ方文を貼る入力欄が空のまま出ていれば「できた」。

演習① 出張の行程表(約9分)

なぜこの演習か事前アンケートで「作ってみたいAI」の1位(23名)だった出張の行程です。材料を渡して一文頼むと、AIが行程表にします。そのまま送れるか、人が確かめる所はどこかを、ご自分の画面で見ます。

場面:架空の会社の常務の、大阪・京都1泊の出張。予定は5件で、先方の確認待ちと、店の決まっていない会食が混ざっています。

Copilotを開く

選んだ答えは、講師の画面に人数で並びます(名前は出ません)。

1. 任せる:材料から行程表を作らせる

やること:「打ち込む文をコピー」を押す(頼む文と材料が一度に入ります)→ AIに貼って送信 → 表が出たら「できた」。

題材を見る:01_出張の材料
【出張の材料(すべて架空です。人物・会社・時刻・料金は実在しません)】

依頼主:株式会社あおば工業 常務執行役員 高森 誠
出張:10月21日(水)〜22日(木) 大阪・京都 1泊

■常務からの依頼(10月6日のメモ)
・21日の午前は本社で経営会議(10:30まで)。
・21日の午後に大阪で取引先2社と面談。夜は先方との会食。
・22日の午前は京都研究所を見たい。
・22日の15:00から東京の本社で取締役会の事前打合せがある。これは必ず出る。
・21日の移動の合間に、30分ほど電話をかけられる時間がほしい。

■予定の状況(10月6日時点)
① 10月21日(水)14:00〜15:00 なにわ商事 本社(大阪・本町)。先方は営業本部長ほか。確定
② 10月21日(水)16:00〜17:00 北浜テクノ(大阪・北浜)。先方は社長。「16:00か16:30のどちらか」を先方の秘書の方が確認中
③ 10月21日(水)18:30〜 なにわ商事との会食(先方主催)。店は先方が手配。「梅田か北新地」とのことで、店はまだ決まっていない
④ 10月22日(木)10:00〜11:30 当社 京都研究所(京都・桂)の見学。確定
⑤ 10月22日(木)15:00〜 本社(東京・大手町)取締役会の事前打合せ。必ず出席

■移動の目安(時刻・所要時間は架空)
・本社(大手町)→東京駅:15分
・新幹線 東京→新大阪:9:00発→11:27着/10:00発→12:27着/11:00発→13:27着/11:30発→13:57着
・新大阪→本町:地下鉄で15分
・本町→北浜:タクシーで10分
・北浜→梅田:タクシーで15分
・梅田→京都駅:電車で30分
・京都研究所(桂)→京都駅:タクシーで30分(昼前は混んで40分かかることがある)
・新幹線 京都→東京:12:16発→14:28着/12:46発→14:58着/13:16発→15:28着
・東京駅→本社(大手町):タクシーで10分

■社内の決まり(役員の出張)
・新幹線はグリーン車を使ってよい
・宿泊は1泊25,000円まで(税込・朝食込み)
・会食の後の移動はタクシーを使ってよい

■宿の候補(10月21日・1泊・朝食つき・税込)
・ホテルA(梅田)23,000円。京都駅まで電車で30分
・ホテルB(京都駅前)21,000円。梅田から電車で30分
・ホテルC(北浜)27,500円

■常務の好み
・新幹線は窓側の席
・朝食は和食
下の材料だけを使って、この出張の行程表(日付・時刻・場所・移動手段)を表で作ってください。材料に無い時刻や店の名前は作らず「未定」と書き、最後に「人が確かめること・決めること」を箇条書きで分けてください。

確かめ方日付・時刻・場所の表と、最後に「人が確かめること・決めること」の箇条書きが出ていれば「できた」。

2. 自分で確かめる:22日の戻りに間に合うか

やること:1番の「題材を見る」を開き、「移動の目安」で22日の戻りを足し算する(研究所11:30終了 → 京都駅までタクシー30分、混むと40分)→「できた」。

確かめ方12:16発に、混んだ日は6分しか余裕がない(12:46発では15:00に間に合わない)と分かれば「できた」。

3. AIにも聞く:このまま送ってよいか

やること:同じチャットに貼って送信 → 答えを読んだら「できた」。

この行程表を、このまま確定版として常務にお送りしてよいですか。

確かめ方「確定版としては送らない」と答え、22日に15:00の本社の打合せへ戻れるかを理由に挙げていれば、AIが止まれています。
挙げなければ、そこが人の確かめる所です。

4. 人が決める:まずAIにどこまで任せるか(選ぶだけ)

やること:1つ選ぶ → 「講師のボードに送る」 → 「できた」。

出張の行程づくり、まずAIにどこまで任せますか

確かめ方選んだ答えは、講師の画面に人数で並びます(名前は出ません)。

演習② 面談相手の1枚メモ(約7分)

なぜこの演習かアンケート3位(20名)の「面談相手の情報収集と役員向け資料」です。会社概要・記事・これまでの面談メモから、役員が2分で読めるメモを、どの資料に書いてあったか付きで作ります。

場面:演習①の2件目の面談相手(架空の会社の社長と、初対面の取締役)。記事には報道だけで確かでない話が混ざっています。

Copilotを開く

選んだ答えは、講師の画面に人数で並びます(名前は出ません)。

1. 任せる:材料から面談メモを作らせる

やること:新しいチャットにして、「打ち込む文をコピー」を押す(頼む文と材料が一度に入ります)→ 貼って送信 → メモが出たら「できた」。

題材を見る:02_面談相手の材料
【面談相手の材料(すべて架空です。人物・会社・数字は実在しません)】

面談:10月21日(水)16:00〜(時刻は先方確認中) 北浜テクノ株式会社(大阪・北浜)
当社の出席者:株式会社あおば工業 常務執行役員 高森 誠
今回の目的(社内メモ):物流倉庫向けの省エネ空調を一緒に開発できないか、打診する。社内ではまだ打診の段階で、条件は決めていない。

■資料1 北浜テクノの会社概要(同社のホームページより・2026年9月時点)
・設立 1988年。本社 大阪市中央区北浜。従業員 約420名
・事業:産業用の送風機と空調機器の設計・製造
・社長:西園寺 恵(2023年に就任)
・売上高:2026年3月期 182億円(前の期は171億円)

■資料2 最近の発表と記事
・2026年8月20日(同社の発表):取締役 技術本部長に 三輪 和臣 氏が就任。前職は電機メーカーの研究所長
・2026年9月12日(業界紙の記事):「北浜テクノ、海外メーカーと提携か」と報道。同社は「決まった事実はない」とコメント
・2026年9月25日(同社の発表):滋賀工場を増設。2027年の稼働予定

■資料3 これまでの面談メモ(当社)
・2025年11月 高森常務と西園寺社長:共同開発には関心があるが、「来期以降、社内の体制が整ってから」との発言
・2026年6月 当社の営業部長と先方の技術部長:試作の費用の分け方について、先方は「当社の持ち出しは難しい」

■今回の先方の出席者(先方の秘書の方より)
・西園寺社長
・三輪取締役(技術本部長)。高森常務とは初めて会う
下の材料だけを使って、常務が面談の前に2分で読めるメモ(先方の概要・最近の動き・これまでの経緯・今回聞くとよいこと)を作ってください。各行に、どの資料に書いてあったかを添え、材料に無いことは書かないでください。

確かめ方各行に「資料1」「資料3」のような出どころが付いていれば「できた」。

2. 自分で確かめる:社長は前回なんと言ったか

やること:1番の「題材を見る」を開き、「資料3」で2025年11月の社長の発言を探す →「できた」。

確かめ方「来期以降、社内の体制が整ってから」と書いてあれば「できた」。

3. AIにも聞く:「前向き」と書いてよいか

やること:同じチャットに貼って送信 → 答えを読んだら「できた」。

では、メモの最初に「先方は共同開発に前向き」と書いてよいですか。

確かめ方「書かないほうがよい」と答え、前回の「来期以降」や、試作の費用の話を理由に挙げていれば、AIが止まれています。

4. 人が決める:まずAIにどこまで任せるか(選ぶだけ)

やること:1つ選ぶ → 「講師のボードに送る」 → 「できた」。

面談相手の資料づくり、まずAIにどこまで任せますか

確かめ方選んだ答えは、講師の画面に人数で並びます(名前は出ません)。

演習③ 時間があれば:後半のワークに持っていく1件(3分)

なぜこの演習か演習①②で見えた「人が確かめる所」を、ご自分の業務で1件だけ書いておくと、午後のワークで使える材料になります。

場面:ご自分の業務から1件。会社名・人の名前は書かないでください。

送った文は、名前を出さずに紹介することがあります。会社名・人の名前は書かないでください。

薄い文字を書き換えて、講師に送る

やること:薄い文字の所を書き換える → 「講師のボードに送る」 → 「できた」。

AIに最初に任せたい作業:
人が必ず確かめること:
変えた穴: 0 / 2 薄い文字は見本です。

確かめ方講師の画面に届いた文から、何件かを紹介することがあります(名前は出しません)。

アンケートに答えて資料をダウンロード